かつては5人1人が生涯未婚とされていましたが、2010年では5人1人が生涯未婚という結果出ています。
自由恋愛が広がり、家同士やお見合いなどによる紹介、知人が出会いの場を提供するなどと言ったことも減ってしまった結果、「結婚したいのにできない」と言う人は年々増加しています。
このページでは、結婚相談所や婚活パーティーを運営している「株式会社IBJ」のプロの婚活カウンセラーの方々に、結婚できる人はどんな人なのかを聞いてきたのでまとめました。
今回「結婚できている会員さんの特徴」についての質問に答えて頂いたのは、株式会社IBJで働く二人の女性になります。
お二人とも、普段から婚活パーティーの運営を行っていたり、会員さんに対してアドバイスをしたりしている、その道のプロです。
結婚できない人の特徴
めんどくさがりな人
株式会社IBJの調査によると、アンケートを取った約64%の人は「交際を望んでいない」と回答をしています。
で、その理由を分析したところ「恋愛が面倒」という回答が最多になっています。
つまりのところ、普段仕事や多様化する情報の中で、中々新しい出会いを探すだけの気力がないと言ったことになっています。
ただアンケートを取った未婚者のうち87%は「いずれ結婚をするつもり」と答えていて、結婚のニーズ自体は決してなくなってはいません。
世間的に結婚の需要はあるので、ここで「めんどくさいから」と言って出会いを探す努力を怠っている自分を考え直す必要があります。
忙しいけど出会いが欲しいという人のために、様々なサービスがあるのでそういったものを利用するという方法も用意されています。
まずは出会いを探すことを頑張って頂きたと思います。
理想が高過ぎる人
これについてはいろんなところで言われていますが、理想が高過ぎる人は中々結婚できない傾向にあります。
もちろん安易に妥協すれば良いというわけではないのですが、例えば「年収」や「肩書」であったり、「年齢」や「見た目」などの表面的に見えるものにことだ割過ぎているのは損だと思います。
結婚というのは一緒に住んで長く人生をともにする存在なので、目に見えているもの以外に「内面であったり」「この人といたら楽しそう」「趣味が合いそう」など様々な部分で判断するべきだと思います。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”kansei1.jpg” name=”ケンイチロウ”] そこまで可愛くなくてもすごく尽くしてくれる、今は全然稼ぎのない男だけど後々化けるかもしれない、ということもありえますので広い視野を持ってほしいです。[/speech_bubble]
人に嫌われるような行動をとっていないか?
婚活パーティーなどを運営していると、時々「この人は女性受け悪そう」とか「男性はこの人のことを苦手そうにしているなぁ」とかいうのがなんとなくわかるときがあるそうです。
せっかくの出会いの場で、マイナスの印象を持たれてしまったら損なので「もしかして自分嫌がられていないか?」とかには注意を払う必要があります。
とくに婚活パーティーやお見合いで連戦している人こそ見直す必要があります。
- 例えば男性の場合は、なんとか女性と仲良くなりたいと気合が空回りし過ぎて自分ばかり話してしまい、相手に喋らせない
- 女性の場合は人によって露骨に態度が違う事
というのが挙げられます。
他にもいきなり年収や込み入った内容の質問をふっかけたりするのもNGです。
婚活マニュアルにどっぷりつかってしまっている人
こちらは今回のインタビューではなく、夢を叶える象でおなじみの作家水野敬也さんが著書「スパルタ婚活塾」で語っていたひとことです。
水野さんからすると、婚活女子の会話というのは気持ちが悪いそうです。
男たちを盛り上げようと必死に話を聞いたり、食べ物を取り分けたり、努力している感じが伝わってしまうのが駄目だそうです。
それらはすべて、世の中の婚活マニュアルがそうさせていると語っています。
婚活マニュアルで書かれているマナーも、とりわけも、相づちも、定番の褒めもきちんと「相手のニーズを汲んだも」のですか?
お客様のニーズを無視した努力はエゴです。
スパルタ婚活塾は女性向けに書かれているため女性に対しての指摘みたいになっていますが、男性も同様です。
結婚できる人の特徴
反対に結婚できる人の特徴とはどんなものなのでしょう。
余裕がある男性
落ち着いた雰囲気で、ハキハキ喋りつつも自分の話ばかりでなくて、相手の話をちゃんと聞いてあげることができる、「行動や言動に余裕のある男性」が婚活パーティーではモテています。
笑顔で話せる人
男性も女性もそうですが、第一印象というのはものすごく大切です。
見た目の清潔感や、服装、臭いケアなどもそうですが、案外みんなできていないのは「笑顔で相手と話すこと」だそうです。
初対面で緊張しているという事もあるとは思いますが、出会いの場では最初の挨拶と同時に笑顔で話すことを心がけるとより良いでしょう。
同じ土俵で勝負をしない
よく女性は30を過ぎると結婚が難しくなるなどと言われています。
ですが、その背景として20代の子と張り合ったり、同じことをしようとしているからうまくいかないという理由があります。
男性の場合も、年収や経歴がより良い人のみが結婚できると錯覚している人が少なくありません。
確かに若かったり、スペックが高い人の方が有利かもしれませんが、大切なのはあなた自身の魅力です。
そしてその魅力を周囲にちゃんとつたえることができるかどうかです。
ものすごいスペックを持っている人や言い寄られやすい人は、黙っていてもいいかもしれませんが、適切な場面できちんと主張することができないと、結婚は相手に理解をしてもらえません。
ぜひ、めんどくさがらず、相手を理解し、思いやる気持ちを持って婚活に臨んでほしいと思います。
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