10月に第二新卒転職(2回目)で内定が出たので、「3年働いていないけど今の会社辞めたい」「初めての転職でどうしたらいいか分からない」という人に自身の経験を共有できたらと思います。
前提として
「仕事が辛いから転職したい」と思うかもしれませんが、転職する前に考えてほしいこと
何回も会社を辞めるべきではない
僕自身、26歳で2回会社辞めていますがを辞めています(派遣の時期も入れると3回)、1つ年上の知人に至っては4回ほど転職を繰り返しています。
このことからある程度やり直しが効きます。
ですがやはり無暗やたらに会社を辞めるものではないと感じました。
当然ながら「また辞めるのでは?」と言う疑惑を持たれるため面接のハードルも上がりますし、エージェントにすら無下に扱われます。(それでも内定出るのは我ながらスゲーとも思いましたが笑)
辞める前に経済的な心配をする
僕は新卒で入った会社を身体を壊したという理由で11カ月ほどで辞めました。

めちゃくちゃざっくり要約するとシステムエンジニアとして顧客先で不眠不休で保守の業務をしていたら身体を壊しました。僕は自分大好き人間なので、身を粉にして働くことよりも逃げることを選びました。その結果割とすぐに身体は回復しました。
逃げるように仕事を辞めた後で気づいたお金の問題・・・・
僕は幸い実家で療養していたので生活自体はできましたが、通院やその後の転職活動などお金がありませんでした。(まあ転職活動中にFXで有り金を溶かしたのもお金がない理由のひとつですが)
そして辞めてしまったのが11カ月というのも曲者です。あと1ヶ月以上働いて「雇用保険」を収めていれば、「失業手当」の受給資格をクリアできました。(また12カ月以上務めていも自己都合退職の場合「失業手当」が受給されるまでに3ヶ月程度待たなければなりません)
お金の問題はシビアです。辞める前にまずはあなたの置かれている経済的状況を今一度確認する必要があります。
3ヶ月分の生活資金がある方がいいとよく言われいます。
と言いながらも
僕の場合、貯金もなく退社を繰り返してしまいました。
最初の会社は上述の通り心身共に病んでしまったこと、次の会社は周りが相次いで辞めていく状態で、いろいろ教えてくれていた直属の先輩までもいなくなってしまったことと、
それに加えて生きるための目標と言えば聞こえはいいですがやりたいことが出来て、それを成しえるためには平日夜遅くまで働いてあいさつ回りの飲み会をして休日は仕事用の勉強に時間を費やしてまで会社に注力できなくなったからです。
何が言いたいかと言いますと、本当はちゃんとした生活の基盤(貯金やキャリア)を持った上で転職する方が良いに決まっていますが、
それでも自身の心身が危険に脅かされていたり、ほかにどうしてもやりたいことがあるのであれば、生き方を変えるために飛び出してもいいんじゃないかと考えます。
第二新卒について
第二新卒(だいにしんそつ)とは、学校等を卒業して一旦就職したが、短期間(主に1年未満〜3年)のうちに転職を志す者のこと。「第二新卒者」とも称す。
引用元:第二新卒 – Wikipedia
と呼ばれる第二新卒ですが、3年以内に辞めて果たして次の就職先があるのか?とあなたは悩んでいるかもしれませんが、僕の経験談で言えばできます。
企業が第二新卒既卒を必要とする理由
働き手がいなくなった
バブル崩壊に伴い「就職氷河期」と言われる時期に突入したことと、2006年以降から「団塊の世代」と呼ばれる層が大量に定年退職を迎えたため、会社の今後の担う層が欠如してしまいました。
そのことから新卒やキャリア以外の方法で人員を補おうと「第二新卒」という採用形式が始まりました。
第二新卒は企業側からすればコスパがいい
第二新卒は最初の会社で基本的なビジネススキルを持った状態の場合がほとんどです。そのため新卒教育に掛けるコストを抑えることができると考えています。
そのうえでキャリア採用より良いとされるのは他社に染まり切っていないことです。
要するに第二新卒は、
そこそこの教育を受けているため研修のコストや時間を抑えながら、他社に染まり切っていないので自社で更なる教育ができる
というのが強みになります。
第二新卒転職をするメリット
私が感じたメリットは大きく分けて3つ
- 職種を変えれる可能性があること
- 業種を変えれる可能性があること
- 新卒時よりも規模の大きい会社や待遇の良い会社に入社できる可能性があること
私はIT系→IT系と業種は変わりませんでしたが、同じく第二新卒で転職した大学時代のゼミの同期は、不動産から食品メーカーに転職しました。
続いて業種ですが、私はシステムエンジニアからセールスエンジニアに転職しました。当時は触りだけですがSEとしての経験が出来たので次は営業のスキルが欲しいと思い転職活動をしました。
実際私の場合は年収が大幅に上がり、常駐するタイプのIT企業から自社で開発するベンダーに転職しましたし、また上述したゼミの同期は業界5位に位置する食品業界(具体的なことは伏せます)に転職したため待遇を上げることも全然可能です。
個人の所感としては新卒の就職活動より応募者が少ないこともあってやりやすかったです。(もちろん全勝とまではいかないですが・・・・
既卒について
既卒(きそつ)とは、大学・専門学校・短大などを卒業し、正規職員としての職歴が無い求職者を指す。既卒生とも言う。
引用元:既卒 – Wikipedia
既卒を必要とする理由
私は既卒就活はしてこなかった人間なので、既卒を採用するメリットを企業や転職エージェントに聞いて来ました。
大きな理由として、新卒採用の補填になる要素があります。
既卒も第二新卒や新卒同様企業に染まっていないので採用した企業での教育が可能です。
そして既卒の場合は新卒者の内定辞退に対しての補填になることが可能です。新卒内定者の唐突な内定辞退が出てしまった場合来年度の人員調整で企業は苦労するそうです。なぜなら内定式等を行う時期になると新卒者就職予定者の大半は既に就活を終えてしまっています。なので来年度4月までに人材を集めるのは難しいです。
そこで既卒者に白羽の矢が立ちます。既卒者の場合はわりとすぐに働けるケースが多いと見越して結構大きい規模の会社でも採用募集をしていることがあります。
そういった事情と前述した世の中の人手不足の要素があるため既卒も一概には不利とは言えない事情が発生します。
転職活動のフロー
- 私が経験した転職活動の流れは大体下記のような感じでした。
- 転職サイトにWebからエントリー
- 転職サイトの運営会社に出向き、エージェントと面談(どういう軸で転職活動をしているのか等
- 履歴書や職務経歴書を作成しエージェントに校閲してもらう
- 完成したした履歴書・職務経歴書
- 受けたい企業にエージェントから職務経歴書や履歴書を送って面接を取り付ける
- 数回の面接を行う
- 内定
箇条書きになってしまいましたが、大体どこもこのような流れになります。企業によっては面接の前に会社説明会や筆記試験などもありますが私の場合ほとんど経験がありませんでした。また履歴書や職務経歴書の校閲以外にもエージェントによっては模擬面接をしてくれたりもします。
エージェントにお金を払わないといけないのか
結論から言うと1円も払わなくても良いです。彼らはあなたから報酬を得るのではなく、採用した企業から年収の3分の1ほどを貰うことでビジネスが成立しています。
なので無料でバンバン使い倒してしまっても問題ありません。
人材会社は人を採用させて初めて報酬を得られます。そのため、何処とは言えませんが結構無理矢理入社させようとするところも少なくありませんでした。
以下は私が実際に利用して良かったものになります。
転職サイトはどこも無料で登録できるため、少しでも気になればドンドン登録することをおススメします。
デメリットは若干Gmailが見づらくなるくらいですかね笑
実際に利用したオススメ転職サイトまとめ
2回の転職活動で実際に利用した転職サイトからオススメのものをご紹介します。
typeの人材紹介
1,非公開求人に出会える!
Webや求人誌などで公募されているのは、実は世の中の求人案件のほんの一部。その何倍もの求人案件が、非公開のまま募集をおこなっているのです。「typeの人材紹介」に寄せられている求人も、実は約80%が非公開求人。あなたがまだ出会ったことのない求人情報が、ここに眠っているかもしれません。
2,年収交渉はお任せ!
選考が進むにつれ、気になるのが採用後の給与について。自分からはなかなか確認できないポイントだからこそ、「typeの人材紹介」ではあなたのこれまでの経歴やキャリアを考慮して、あなたに代わって企業と交渉します。あなたの価値が正しく評価されるよう、尽力します。
3,応募書類・面接にプロのアドバイス!
転職活動には「コツ」があります。応募から選考、内定までの各プロセスにおいて、アドバイザーがあなたと応募企業に合わせて様々にアドバイス。
これにより、あなたの転職活動は飛躍的に変化します。
[アドバイス例]
・応募書類対策:何百という書類を見てきたアドバイザーが、丁寧に添削
・面接対策:想定質問をもとに、本番さながらのシミュレーション
・企業のポイントを把握:企業に併せたアピールポイントの共有、合否に関わらず選考過程でのあなたに対するフィードバック4,条件や入社日の交渉などは不要!
転職活動を始めた誰もが感じるのが、企業との調整の難しさ。忙しい中での転職活動ではなおさら、自分で対応するには限界があります。様々な企業との交渉を経験してきたアドバイザーが、あなたのスムーズな転職活動をサポートします。[転職活動サポート例]
・面接日の調整:アドバイザーがあなたのスケジュールを考慮しながら企業との日程調整を調整
・条件交渉:給与、待遇、入社日など、アドバイザーがあなたに代わって転職先企業と交渉
・退職交渉:多くの転職事例を目の当たりにしてきたアドバイザーが、あなたがアクションを起こす最適なタイミングをお伝えします。
1回目の転職時に登録したのですが、上記のようにいろいろメリットがありますが面接対策の練習と職務経歴書の作成でお世話になりました。とくに職務経歴書(履歴書)は本当に書き方がわからなかったので助かりました。最近の転職活動でもひな形を利用させていただいております。
↓職務経歴書の1部。個人情報多すぎて大半が隠れてますwwww
転職活動のサポートは事業所が赤坂にあるため東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県で生活している人が対象地域(だった気がします)。
リクナビNEXT
言わずも知れた就職・転職業界の最大手であるリクルートが運営する転職サービス。
豊富な求人数・充実したサービスは大手ならではの強みです。登録すれば様々なサービスを利用することができます。
例えばあなたの強みを導き出すグッドポイント診断。こちらは約8000通りの診断結果ががある中からあなたの得意傾向を分析してくれます。この診断を元に面接時にPRする強みを考えたり、志望業界・業種を考えるのに役立ちます。
私が実際に診断を受けたときの記事があるので参考にしてみてください。
【グッドポイント診断】は面接の質問対策になるのか?【リクナビNEXT】 – 俺はパリピにはなれない
他にもリクナビNEXTでは
- エージェントによるカウンセリング
- 転職ノウハウの公開
- 非公開求人の斡旋
- スカウトサービス
リクルートエージェント
◇リクルートエージェントの3つのメリット
1.強みを発見 キャリアアドバイザーが、面談を行う中でお客様自身まだ気づかれていない強味を発見します。
2.非公開求人の紹介 転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。
3.企業へのアピール 職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピールします。
リクナビNEXTと同じ、リクルートが運営している転職サービスです。両方使った体感としてはリクナビNEXTはWEB上でほぼ完結する感じで、リクルートエージェントはエージェントとマンツーマンで転職を進めていきます。
キャリアに関する悩み、職務経歴書の書き方、面接の受け方、求人の探し方などアドバイスを受けながら転職活動を進めていきたいという人はこちらをオススメします。
キャリアに関する悩み、職務経歴書の書き方、面接の受け方、求人の探し方などアドバイスを受けながら転職活動を進めていきたいという人はこちらをオススメします。
第二新卒ナビ
◇第2新卒ナビのセールスポイント
1.平均4週間で脅威の内定率90%超 ・ビジネスマナーや実務に直結する体験ができる ・同じ立場の同期と一緒に切磋琢磨できる ・入社した方の生の声を元に入社後の働き方や満足度もお伝えするので、入社後のイメージが湧きやすい ・選考企業毎にカスタマイズされた面接対策を無制限に実施 上記のようなスクール形式で仕事について学ぶことができるので、4週間という短期間で90%超の内定率を誇ります。
2.キャリアカウンセラー全員が元既卒・第二新卒 日本で唯一キャリアカウンセラー全員が元既卒・第二新卒です。 同じ経験をしているからこそ、失敗をしない就職活動をするためのノウハウを伝えられます。 また、就職先を決めるのは人材紹介会社ではなく就活生自身だと考えています。 他紹介会社にありがちな、エントリーや入社を強要するような行為は行っておりません。 候補者の方に寄り添ったサービスはNo1だと自負しています。
3.ブラック企業を除外し、入社後の定着率95%超 離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態などで厳しい基準を設けており、全ての企業に訪問して基準を満た しているかを確認しています。 もちろん基準を満たさない企業との取引は一切行っておりません。 そのため、カレッジを卒業して入社した方の定着率は95%以上と非常に高いです。 また、今まで5,000名以上の第二新卒の方との面談を通じて作り上げた独自のブラック企業データベースを保有しております。 ご自身で選考を受けている企業に関してもブラック企業査定を行えます。 より若者が長期的なキャリア形成ができるように取り組んでいます。
冒頭で『10月に第二新卒転職(2回目)で内定が出た』って書いたけどなんか自分の思い描いている働き方とは違うと思って蹴っちゃったのね・・・(つまりこれを書いている今はニー・・・ゲフンゲフン
で、そのあと登録したのがこちら!!
なにが凄いかって言うと、『営業職になりたい人向け』と『エンジニアになりたい人向け』の両方に研修があるんです!
しかもタダDE
それに加えてエージェントの人がめっちゃ親切でヒアリングには1人あたり20時間くらい掛けるとかどうとか。仲介料のために適当なところに案内するのではなく、その人のことを本当に考えた最適な提案をしてくれます。そのため親身なサービスを受けれます。
どれくらい親身なサービスかと言えば、結構な時間のカウンセリング(相談に乗ってもらう)だけでなく、気づいたら担当のエージェントの人としょっちゅうLINEしているくらいには親身です。←友達かよ!!!
カウンセラーの皆様も元第二新卒者・既卒者で就職した人たちばかりのため様々な苦労があったようです。そのためこれほどまでに親身に働き方について考えてくれているのかなぁと思います。
おわりに
他にも実際内定を貰ったところや面接を受けたところ、キャリアカウンセラーと面談したレベルで関係があったところを入れるともっとあるのですが厳選するとこの辺りかなーと思います。
あと以外に馬鹿にならないのが新卒応援ハローワーク。(普通のハローワークではなく”新卒応援”なのが注意)
【新卒者・既卒者の皆様へ】東京新卒応援ハローワークセミナー情報 | 東京ハローワーク
中には地雷案件もありますが、職員にその会社について聞くといい会社かどうかを取材のソースに教えてくれます。(この辺は非営利ならではなの強みだと思います。)
かつては厳しかった転職市場も、現代では大分受け入れられやすくなってきています。
なのでまずは登録してみてキャリアカウンセラーとの面談をするところから始めてみましょう!!
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SEとして勤務したのち、ITのセールスエンジニアやライダーなどをしている僕と、僕以外のエンジニア、外部のライターさんの寄稿で運営しているエンジニア向けサイトを作りました。よければこちらもどうぞ
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