身なりには気を使っているし、ちゃんと定職には付いていて決して社会的地位も悪くない。それでも全くモテないという男性は非常に多いです。
自分ではもちろん悪いとは思ってないし、親しい男友達は口を揃えて「あいつはお父さんになる」「付き合ったら絶対女性のことを大事にしそう」「お前がモテない理由が分からない」と何かしら褒められる、それなのに現実は全くモテない。
もしかしたらその原因は「非モテコミット」をしてしまっているからかもしれません。
「非モテコミット」とは、金融日記というブログを運営していて作家としても活躍する藤沢数希さんの著書「僕は愛を証明しようと思う」の中に出てくる世間の男性がモテない理由として挙げられている事例の1つです。
「僕は愛を証明しようと思う」の中では恋愛を科学する「恋愛工学」という言葉が登場します。恋愛工学では女性にモテるための法則をヒットレシオ×試行回数としています。
ヒットレシオとは要するに気になった女性と良い関係になること(書籍内ではセックスをゴールとしています)、試行回数は以下に女性と出会いデートするための回数を増やすかということになります。
つまり女子にモテたいのであれば、ちゃんとゴールできるための方法を知りつつ、知り合う回数を増やさなければならないということで、その上で「非モテコミット」はゴールへの道を阻害する悪い要因になります。
今回はこの「非モテコミット」の意味や特徴を紹介しつつ、モテるためにはどうしたら良いのかについて説明します。
非モテコミットの意味
「非モテコミットというのは、お前みたいな欲求不満の男が、ちょっとやさしくしてくれた女を簡単に好きになり、もうこの女しかいないと思い詰めて、その女の事ばかりを考え、その女に必死にアプローチすることだ」。これは「僕は愛を証明しようと思う」の中で、モテる取引先の人が非モテ主人公に放った一言です。
もちろん必ずしもそういうこととは限りませんが恋愛工学の中では、このように必死にアプローチしてくる男性を利用して搾取するかorキモイと思うか、女性はその2択で物を考えるという仮説に立っています。
また非モテコミットとセット出てくるフレンドシップ戦略というのがあります。
非モテコミットとセットで行う手法で、本の中では「セックスしたいなんてこはおくびにも出さずに、親切にしたりして友達になろうとする。それで友達としての親密度をどんどん深めていって、最後に告白したりして友達になってもらい。セックスしようとする戦略なのだ。」これをフレンドシップ戦略としています。
これが恋愛のスタンダードであって何にも問題が無いと思っていたのですが、恋愛工学の中では「女性は一瞬でその男性が将来セックスをしたり恋人になるかどうかを仕分けてしまう」とのことらしいです。
そして一度友達フォルダに分類されると濃いと候補フォルダに移動するのは至難など言われています。
非モテコミットの具体例
非モテコミットの具体例を紹介します。
1人の女性ばかりを追いかけてしまう
書籍の中の主人公は典型的な非モテ男子なのですが、一応彼女がいました。
ただ恋人というよりは財布のような扱いを受けていて、「クリスマスにバッグが欲しい」と言われて数十万はする高価なバッグを挙げた翌日にフラれるという結構悲惨なものでした。
もちろん世の中のすべての女性がそうということはありませんが、主人公は「その彼女しかいない」と言わんばかりに好かれようと必死にアプローチ、毎回高価な食事をして挙句の果てにプレゼントを渡したのちにフラれてしまうようなバッドプレイをしでかしてしまいました。
一途に追うことは大切なのかもしれませんが、その必死さが女性に伝わると「こいつ、他の異性にそんなに相手にされてないのか」と付け込まれてしまうという例です。
やたら自慢したりアピールしてしまう
必死にアプローチするという意味では、経歴や収入、社会的地位をやたらアピールするのも非モテコミットになってしまいます。
例えば、
- 僕最近上場した会社の役員をしています。
- 社長をしています。
- 年収1000万円あります。
みたいなものなから、
- 3億円するクルーザーを買ったから今度船に乗りに来てください。
- 今度軽井沢の別荘でパーティーするんですよ。●●さんみたいな素敵な人に来てもらえないかなと思いまして・・・
みたいな物自慢、なんてのも非モテコミットになってしまいます。
こういう必死なアピールをすると女性はついつい引いてしまい、あの手この手で迎撃しようとしてしまいます。せっかくの地位や年収も台無しです。
SNSでの具体的な事例
ツイッターではこのような漫画がバズっておりました。
反応を見ると、
共感しかないっすね。
なんか、自分に一生懸命すぎる犬みたいな男よりも、猫っぽい身勝手な男の方が予想外の動きをするからドキドキするし楽しいですよね。
FF外から失礼します。
「いい人なんだけど」と思う時点で好きになる理由探しが始まります。
思考ではYESだけど感情はNOならもう無理ですよね〜(^^)
など、優しく尽くすだけで面白みのない男性は、恋愛対象に見れないというコメントが見受けられます。
こういう男見てるとイライラする
挙句の果てにはイライラするという声も・・・
非モテコミットを脱出するための方法
では非モテコミットから脱出するにはどうしたら良いのでしょう。
最初から必死にがっつかない
例えばクラブに行ったりしたときに、上記のような「私は○○のCEOをやってます、良かったらあっちで飲みませんか?」みたいに必死にがっつくとその瞬間、敬遠されていまします。
これはクラブやナンパに限った話ではなく、合コンや婚活パーティーその他お見合いなのでも言えるのですが、知り合って間もない間にいきなり必死にがっついてしまう非モテコミットをするのではなく、極力カジュアルな口調で相手をリラックスさせて打ち解けされるのが大切です。
あえて冷たい雰囲気を出す
恋愛工学によると女性はがっつかれると冷めてしまう、ということなので逆転の発想で最初にそっけない反応で会話するというテクニックも有効です。
例えば、上記のグラブの例で言えばいろんな男にガツガツ言い寄られている良い女性が居たとしましょう。
あなたならそこで「すごく人気者みたいだね」と君自身に興味はないけど君の人気の秘密には興味があるんだ、という風に近づいて最初のひと言話すというものです。
フレンドシップ戦略(友達フォルダ行き)をしないようにする
最初はあなたに全然性的な興味がありませんみたいな顔をして最後に仲良くなって告白して玉砕する、フレンドシップ戦略。これをしないようにすることも大切です。
いきなりがっついてアピールしたら拒絶反応されますが、ある程度打ち解けても何もしないのはまた良くないという話。
良い意味で無害君から脱却をしましょう。例えば「可愛いね」とかファッションを褒めるなど、デートに誘うなど
出会いを増やして「この人しかいない」という状態から脱却する
「この人が運命の人だ」とがっついてしまって空振りしてしまうことは私にもありました。
その時って、運命の出会いとかゾッコンとかではなくただ端に異性との接点がなくて「この人を逃してなるものか」と焦ってしまったからです。要するに凄い好きでもないけどどうにかしたいと独りよがりになっている状態。
そうなると当然ながらうまくいくことなんてありません。
「僕は愛を証明しようと思う」では、1人の女性と決めつけるのではなく、いろいろな人に出会うことが大切だとされていて、それが「もうこの女しかいないと思い詰めて、その女の事ばかりを考え、その女に必死にアプローチする」ことに対する解消法だとされています。
書物内ではいろいろな女性と一夜を共にしていてそこは個人的には推奨できかねますが、交際前の段階であったらある程度複数人「気になる子」候補を作るのも、思い詰めることを分散してクールな状態になるのには必要なことなのかもしれません。
まとめ:一人の女の子に入れ込み過ぎるのは良くない
賛否が分かれると思いますが、1人の女の子に入れ込んで「この人しかない」と必死にアプローチしすぎる「非モテコミット」についてお話しました。
一番の解消法は入れ込み過ぎて女子に、「こいつそんなに普段女子に相手にされないんだ」と思われないようにすることです。
もちろん、戦略として突き放すということができればいろいろな女の子にアプローチしなくても良いのですが、それが難しいと感じる人は素直に出会いを増やし選択肢を多く持って、入れ込み過ぎない状態を作り出すことも大切かと思います。
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